14 西林寺 

牟礼町大字牟礼の薬師にある真言宗の古刹である。この寺も長宗我部元親の兵火にかかって焼かれたが、元禄12年に再興した。

もとは旧家三野国太郎氏の屋敷の裏にあったもので、昔はここを瓜生山といった。すなわち宇龍ケ岡の奥で、義経がこの寺を本陣とした。通称岡の薬師または牟礼薬師というのがここである。





本 堂




本 堂



本堂前の石像諸仏(向かって右より)

善光寺式阿弥陀三尊

地蔵菩薩    (地蔵はこの1基のみ)

聖観世音菩薩 (西国三十三番・庵礼巡拝搭)

阿弥陀如来   (二十四輩第十五番・庵礼巡拝搭)




全 景