牟礼町役戸に駒足越という集落がある。 ここは昔、源平合戦の時源氏の騎馬武者が物見のため、源氏ガ峰に向かって駆け抜けて行ったところといわれている。
この集落に、源平合戦の頃には既に居住していた旧家静家がある。 この家には源氏の勝臼とよばれる、一回り大きい木製の立臼が、昭和初年頃まであったがその後朽ちて無くなった。
役戸の防波堤より「駒足越」を望む