高松市高松町の妙覚寺の境内にある。
寺領地は源平合戦の頃は、相引の瀬の南に接する小高い丘の上に小さい御堂があった所で、源氏が高松の堀江から進軍して来て、この丘で源氏の大将義経が勝利を祈願して、総門へ向かったと言われている。
この寺は、初めは真言宗に属していたが、後、宗派がかわり、現在は真宗大谷派に属する古刹である。 創建は約400年前といわれている。
合戦後記念して建てられたという石碑は、現在庫裏などを新築したので、本堂の手前の経堂の裏に移動している。碑面は摩耗がはげしいので判読できない。