42 義経の腰掛石

 

源氏ガ峰より南東方へ行った所に、役戸の女体さんがあり、この付近に義経の腰掛石があった。

この腰掛石は、義経が屋島へ攻め込んだ時、戦略をたてるために源氏ガ峰に登り、この石に腰掛けて一休みしたと言われている。

役戸の女体さんの石碑の碑面には、「石鉄大神」と刻されいて石鎚神社が祀られている。

腰掛石は、女体さんの石垣に接して有るというが、山が荒廃しているので発見は出来なかった。この石は昔から触れると腰痛をおこすと言われている。

また、この峰に続く所に太平洋戦争が終戦となるまで、家が1軒あり田畑を耕作していたというが、今は下草が背の丈もある所がその跡のようである。




赤い杭の辺りが腰掛石の跡
(50〜60cm埋まっているらしい)




役戸の女体さん




田畑の跡




探索中の牟禮氏と静氏