昔の讃岐の郡郷配置　　　　　　　　　　　　　　　　

 

大内郡（オオチグン）　　４郷　　寒川郡（サンガワグン）　７郷　　

三木郡（ミキグン）　　　８郷　　山田郡（ヤマダグン）　１１郷　　

香川郡（カガワグン）　１２郷　　阿野郡（アヤグン）　　　９郷

鵜足郡（ウタグン）　　　８郷　　那珂郡（ナカグン）　　１１郷　

多度郡（タドグン）　　　７郷　　三野郡（ミノグン）　　　７郷　　

刈田郡（カンダグン）　　６郷

 

三木郡　　井門郷　白輪　井戸上村　井戸下村　熊田（また塚原）　

高木　鹿庭　廣野　津柳　中山

高岡郷　上高岡　下高岡　鳥打　白山　三条　四条　鍛冶屋　山太

氷上郷　氷上　丸岡　吉谷　足駄打　小蓑

田中郷　田中上村　田中下村　朝倉

池辺郷　池戸　深谷

井上郷　井上　藤田　平木　鹿伏

武例郷　牟礼　大町

幡羅郷　原村　大町

 

山田郡　　殖田郷　東殖田　西殖田

池田郷　池田　菅沢

坂本郷　坂本　南面礼（また小村）　南亀田

蘇甲郷　東十河　西十河

三谷郷　三谷　通谷　鎌野　高野原

拝師郷　上林　下林

田井郷　六条　上田井　下田井　山埼　富岡

本山郷　久本　友久　東元山　西元山　春日

高松郷　古高松　帰来　津村　東潟元　屋島　　天文１７年頃の地図　　　

宮所郷　前田　北面礼　北亀田　新田　　　　　　

喜多郷　木田　夷村　西潟元　庵治

 

昔、屋島が属していた木田郡は、その昔、三木郡と山田郡が合併して出来た郡であった。

　　

その名の由緒は、

山田郡　この郡は山村が多く、従って山田が多かったので、山田郡と称していた。

 

三木郡　この郡は、高木村に上古ムロの大木があった。その高さは数十丈。

それで高木村というようになった。

又、平木村に柊の古木があった。それによってこの地を平木村と言うようになった。

又、朝倉村に山椒の大樹があった。朝日を遮って、この村は朝暗かったので、朝倉の里と言っていた。

朝倉山椒というのもこのことから出ているという。

以上３本の名木があったので、この郡を三木郡と言う。