053 新池中池

所在地    高松市屋島東町字鯨崎412

池の規模   堤長     20メートル

       堤高     3.0メートル

       満水面積   0.06ヘクタール

       貯水量    0.9千立方メートル

       かんがい面積 畑にかんがいするのみ

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  底の泥さらいをしたことがあるが、改築の記憶は無い。

水利慣行等  慣行はあったと思うが知らない。

逸話伝説   無し

鯨崎忠良

     

054 新池

所在地    高松市屋島東町字鯨崎417

池の規模   堤長     48メートル

       堤高     3.5メートル

       満水面積   0.11ヘクタール

       貯水量    2.1千立方メートル

       かんがい面積 約0.05ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造。湧水池。

改築の経緯  昭和60年頃内壁のコンクリート工事をした。

水利慣行   無し

水利紛争   昔はよく水利紛争があったと聞いたが、その詳細は知らない。

逸話伝説   無し

木村 功

     

055 前池

所在地    高松市屋島東町字鯨崎432

池の規模   堤長     31メートル

       堤高     5.0メートル

       満水面積   0.10ヘクタール

       貯水量    2.7千立方メートル

       かんがい面積 約0.3ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  昭和48年改修、詳細不明。

水利慣行等  不明

逸話伝説   無し

藤岡保夫    

 

056 藤岡池

所在地    高松市屋島東町字鯨崎438−2

池の規模   堤長     20メートル

       堤高     2.5メートル

       満水面積   0.01ヘクタール

       貯水量    0.1千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   無し

備考     池の南部約90パーセント埋め立てて、北部に池の名残のみあり。

藤岡保夫

     

057 オビ池

備考     新道山の手線造成の時高松市へ返還し、埋め立ててため池無し。

藤岡恒雄

     

058 小池

備考     埋め立てて池無く、宅地となっている。

山田定広

     

059 綿打池

所在地    高松市屋島東町字次信656

池の規模   堤長     140メートル

       堤高     7.0メートル

       満水面積   0.59ヘクタール

       貯水量    22.7千立方メートル

              20.0千立方メートル(平成八年現在)

       かんがい面積 3.486ヘクタール

       かんがい地域  字次信 字四通 字尾越

       綿打池掛受益面積の変遷

        明治14年 農地(水田)   5.4927ヘクタール

              内訳 字次信   0.7223ヘクタール

                 字四通   3.9905ヘクタール

                 字尾越   0.7729ヘクタール

        平成8年  農地等      3.4806ヘクタール

              内訳 水田    2.3612ヘクタール

                 畑地に変更 0.7125ヘクタール

                 雑種地   0.3929ヘクタール

                 農地転用  1.4601ヘクタール

        字別現況(単位・ヘクタール)

          種 別   字 次 信   字 四 通   字 尾 越

          水 田   0.4817  1.6623   0.2112

          畑 地   0.1018  0.3924   0.2113

          雑種地   0.0714  0.3215

          農転地   0.1524  1.3007

築造の由来   江戸時代築造

改築の経緯   昭和48年度サイホンゆるぬき設置

        昭和62年度機械ゆるぬき止弁二基設置

        昭和62年度堤防内法改修

水利慣行等   不明

逸話伝説    無し

谷本定弘 山田定弘

     

060 小池

所在地    高松市屋島東町字開701−4

池の規模   堤長     19メートル

       堤高     2.5メートル

       満水面積   0.01ヘクタール

       貯水量    0.1千立方メートル

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

備考     管理者居住せず。田畑は無く池はカラ池となっている。

大高信忠

     

061 継信小池

所在地    高松市屋島東町字間721

池の規模   堤長     35メートル

       堤高     3.7メートル

       満水面積   0.03ヘクタール

       貯水量    0.6千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

備考     管理者居住せず。田畑は無く池はカラ池となっている。

大高信忠

     

062 継信池

所在地    高松市屋島東町字鯨崎394

池の規模   堤長     62メートル

       堤高     5.0メートル

       満水面積   0.25ヘクタール

       貯水量    6.8千立方メートル

       かんがい面積 約0.4ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

寛永年間、高松藩祖松平頼重公が、寿永四年(1185)源平合戦の時、源義経の矢面にたって平家の武将能登守教経の強弓に倒れた佐藤継信を顕彰するため、屋島の東麓の遍路道に藩儒岡部拙斎に命じて石碑を建立した。このことによって、これよりこのため池を継信池とよぶようになった。

水利慣行等  不明

逸話伝説  昔、このため池の下手の家の子供が、このため池に転落水死したので、小さい後背舟型不動明王石像を建立して供養している。この石像は二体ある。

備考     このため池は、屋島では少ない湧水池である。

藤岡恒雄

 

063 小池

所在地    高松市屋島東町字間743−1

池の規模   堤長     41メートル

       堤高     4.5メートル

       満水面積   0.05ヘクタール

       貯水量    1.2千立方メートル

       かんがい面積 0.13ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  無し

水利慣行等  無し

逸話伝説   無し

村井則夫

     

064 上池

所在地    高松市屋島東町字間751−1

池の規模   堤長     25メートル

       堤高     4.2メートル

       満水面積   0.05ヘクタール

       貯水量    1.1千立方メートル

       かんがい面積 0.1ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  無し

水利慣行等  無し

逸話伝説   無し

村井則夫

     

065 継信上池

所在地    高松市屋島東町字間753

池の規模   堤長     26メートル

       堤高     3.5メートル

       満水面積   0.05ヘクタール

       貯水量    0.9千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

備考     管理者居住せず。田畑は無し。

大高信忠

     

066 坂本池

所在地    高松市屋島東町字間756

池の規模   堤長     15メートル

       堤高     3.7メートル

       満水面積   0.05ヘクタール

       貯水量    1.0千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

備考     管理者居住せず。田畑は無し。

大高信忠 

     

067 ゼンモン池

所在地    高松市屋島東町字亀虎760

池の規模   堤長     30メートル

       堤高     4.5メートル

       満水面積   0.03ヘクタール

       貯水量    0.7千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造。池名は僧侶の名をつけたということを聞いたが、はっきりとはわからない。

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

備考     田畑は無く、山化している。山吉呉服店が山下竹夫より購入したが、この頃より現状のままであったと言う。

現地へは踏み込めず。

大高信忠

     

068 スリバチ池

所在地    高松市屋島東町字亀虎778

池の規模   堤長     50メートル

       堤高     4.5メートル

       満水面積   0.17ヘクタール

       貯水量    4.2千立方メートル

       かんがい面積 他の三池とともに0.5ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造。ため池の内壁が急角度になっているので、スリバチ池と名づけたと言う。

改築の経緯  大正時代の末期頃、堤防の改修をしたが、詳細については不明。      

水利慣行等  不明

逸話伝説   無し

高橋幸茂

     

069 フナト池

所在地    高松市屋島東町字亀虎780

池の規模   堤長     90メートル

       堤高     4.5メートル

       満水面積   0.11ヘクタール

       貯水量    2.7千立方メートル

       かんがい面積 他の三池とともに0.5ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

この地は海岸に近いので、このため池の付近に船の神、船戸神を祀っていたので、フナト池と呼ぶようになった。毎年一回受益者によって、お祭りをしている。

改築の経緯  大正時代の末期頃、堤防の改修をしたが、詳細については不明。

水利慣行等  特に無し

逸話伝説   無し

高橋幸茂

     

070 ワント池

所在地    高松市屋島東町字亀虎781

池の規模   堤長     21メートル

       堤高     5.0メートル

       満水面積   0.06ヘクタール

       貯水量    1.6千立方メートル

       かんがい面積 無し

築造の由来  江戸時代築造

       ため池の名の由来は不明。雨が降っても水は溜らないと言う。

改築の経緯  不明

水利慣行等  不明

逸話伝説   不明

高橋幸茂

     

071 牛池

備考     このため池どこにあるか知らないと言う。

山田定弘

     

072 オカメ池

所在地    高松市屋島東町字亀虎785

池の規模   堤長     55メートル

       堤高     4.0メートル

       満水面積   0.17ヘクタール

       貯水量    3.7千立方メートル

       かんがい面積 約0.5ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

       池名の由来は逸話伝説を参照。

改築の経緯  底の泥さらいくらいで大改修は無し。

水利慣行等  無し

逸話伝説   昔々、気立ての良いオカネさんが近くの農家に嫁入ってきた。初めは何事もなく平和な日々をすごしていたが、子供が生まれた頃から世間によくある姑の嫁いびりが始まった。そのいびり方は尋常一様でなく、朝な夕な毎日のことであったので、とうとう辛抱ができなくなったオカネさんは世をはかなんで、幼な子とともにこのため池に入水して旅立ってしまった。こんなことがあってから若嫁の死を悼んで、誰言うとなく村人はこのため池をオカネ池と呼ぶようになった。それからかなりの年月を経て、何時の間にかオカネが訛ってオカメ池と呼ぶようになったと言う。

高橋幸茂

     

073 綿打下池(通称 おび池)

所在地    高松市屋島東町字亀虎786

池の規模   堤長     33メートル

       堤高     5.0メートル

       満水面積   0.06ヘクタール

       貯水量    1.6千立方メートル

       かんがい面積

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  平成3年度堤防内法改修 機械ゆるぬき止弁設置。

水利慣行等  不明

逸話伝説   無し

山田定弘

     

074 綿打上池

所在地    高松市屋島東町字亀虎787

池の規模   堤長     19メートル

       堤高     5.5メートル

       満水面積   0.11ヘクタール

       貯水量    3.3千立方メートル

       かんがい面積

築造の由来  江戸時代築造

改築の経緯  無し

水利慣行等  不明

逸話伝説   無し

山田定弘

     

075 マキツカ池

所在地    高松市屋島東町字檀ノ浦816

池の規模   堤長     26メートル

       堤高     3.0メートル

       満水面積   0.02ヘクタール

       貯水量    0.3千立方メートル

       かんがい面積 約0.2ヘクタール

築造の由来  江戸時代築造

       木村家の私有池だあるが、槙塚家の前にあるからマキツカ池となづけたと言う。

改築の経緯  不明

水利慣行等  無し

逸話伝説   無し

高橋幸茂