3 宮 窪(ミヤノクボ)
 

屋島東町石場にある。

貞観元年(855)九州宇佐八幡宮の御神体を、山城国石清水八幡宮へ遷宮しようとして、御船が屋島の沖にさしかかった時、たまたま暴風雨に遭遇したのでこの浦へ避難し、後、風波が静まったので幣を3振りこの地に立てて出発した。

この後、里人は、ここへ小祠を建て産土神としてお祀りしたことにより、この地を宮窪という。