子 供 の 遊 び
ゴマ(独楽)廻し ゴマには、木製のものと金製のものがあり、地上で廻すだけでなく、手の平に乗せて廻すやり方もあった。 又、竹の先に紐をつけてはたいて廻す金製のゴマもあり、これは廻すと、ウォンウォンと風を切って鳴るものであった。
オヤカシ(パッチン) ボール紙製で、表に役者や野球選手の似顔絵等を書いていたものが多かった。 遊び方は色々あるが、参加する者がそれぞれ一枚を箱の上へのせ、ジャンケンで順番をきめ、一番から順番に、自分のとっておきのオヤカシで箱の上のオヤカシに叩きつけ、その風圧でひっくり返ったり、箱から落としたりすれば自分のものとなる。
キンキン玉 ラムネのビンに入っているガラス玉のこと。これは、駄菓子屋等で売っていたが、1戔で5個くらいは買えた。又、大きいビー玉というのもあった。 勝負する子供が1個ずつ出し合い、ジャンケンで勝った順番に、2mくらい離れた所から、全部を前の板壁などに一度に軽く当てて、反動で手前に帰ってきたキンキン玉を、とっておきの自分の玉で打って、当たればじぶんの物になる。他にも遊び方はあった。
ニッキ 5寸釘より大きい釘で、地面に立っている相手の釘を倒せば勝。
陣取り 相手の釘を倒し、線を書いて自分の陣地を段々大きくする。
マイヤガリ(竹とんぼ) 小刀(肥後守)で竹を削って作る。遠くへ飛んだ者が勝ち。柄がついて柄ごと飛ぶもの、羽だけが飛ぶものがあった。
水鉄砲・紙鉄砲 いずれも竹で作って遊んだ。
竹馬 竹に足を掛ける台をとりつけて、乗って遊ぶ。
輪廻し 自転車のスポークを除けたリムのタイヤが入っていた溝に、竹や木の棒をあてがって、走ったり歩いたり競争したりして遊ぶ。
ミゾバ捕り 畦を作って麦を育てている田圃の溝の一方にカスミ網をしかけ、反対側から追い立てて網にかかった、ミゾバ(ミゾバは通称で小鳥のこと)を捕獲する。
昔は家の裏に竹が多く生えていたし、新川の土手にも沢山あったので、これでイカの芯を作り、ウダ紙を買ってきて自分で作っていた。ウダ紙は1枚5厘。
竹返し 大体20Cm位の長さの、表の皮つきと、内側は小刀で削った竹を5本用意する。 手の平で持って上へ投げ、手の甲で受けて、そろそろずらしながら、表ばかりを畳の上へ並べたり、内側ばかり並べたり、ルールを色々工夫して作り、成功の回数を競争する。
オジャミ 祖母や母に作ってもらって、数え歌など歌いながら、何回できたかを競いあう。
オハジキ ガラス製の丸い平べったいもの。仲間になる者が1個か2個出しあって、指ではじいて当ったオハジキは自分のものとなる。
一寸飛び 輪ゴムをつないで、2人の子が両方で引っ張り、他の子供は、だんだんと高くなる紐を飛び越える。失敗すればゴム紐を引っ張る係となる。
カン下駄 缶詰の空き缶の裏に穴をあけ、比較的強い紐を通して、これを履物の替わりに履いて、 ポッコポッコ音をたてながら歩く。
テンマル(毬つき) テニスボールから比較的大きいゴム製のボールを、遊び歌に合わせて突いて競う。
糸取り 大抵は毛糸を丸くつないで、色々の形を作りながら交互に取り合う。 |